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導入効果

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「Sanwa iTrex(Instruction Text Relational Enhance XML)」は、さまざまな形式の取説・マニュアル制作を支援する「マニュアル用CMS(コンテンツマネジメントシステム)」です。

取説やマニュアルの「テキスト、画像、イラストやレイアウト情報」を効率的に編集・管理できる仕組みを持っているので、「コストダウンと品質アップの両方」を実現できます。

一般にCMSというと、ホームページの編集・管理を支援するシステムを指します。

Sanwa iTrexの基本機能

  1. ワンソースでマルチユースを実現し、効率的な支援でコストセーブ

  2. 近年の「取説、マニュアル制作」の課題

    多機能な機器は取説のページ分量が増えて、編集作業の負担が大きい

    フルマニュアルの他にクイックスタートマニュアルが必要。

    HTMLマニュアルの検索性の良さが求められている。

    情報検索はスマホが主流になりつつある

    しかし、PCやタブレットで検索する人もいる。

    デジタルデバイスを使用しない人もいる。

    全方位で満足度を高めようとすると、さまざまな形式のマニュアルを準備する必要がある

    紙のクイックマニュアル

    PDF型Webマニュアル

    HTML型Webマニュアル

    コスト増大、編集作業の煩雑さが増大

    総合的なコスト低減を実現します

    One_Source
    CMS
    Multi_Use

    マニュアル用CMS「Sanwa iTrex」の「ワンソース・マルチユース」が解決!

    データベースに登録されたテキスト、画像、イラストをPDF形式マニュアル・HTML形式マニュアルにも使用できます。

    データベースに登録されたレイアウト情報により、PDF形式マニュアル・HTML形式マニュアルを同時に自動レイアウトできます。

  3. 複数モデルの制作を同時進行できるので、大きな工数削減が可能

  4. DTPによる取説制作では、複数モデルに対しての修正作業が膨大に発生

    DTP同時制作フロー

    ベースモデルが完成される前に展開モデルを制作する場合は、展開したモデルに対してそれぞれ編集する必要があります。

    展開モデルが増えれば増えるほど修正量が増して、ミスにつながる
    dtp

    iTrex同時制作フロー

    一元化されたデータベースにより、どのモデルを修正しても制作中のモデルすべてに同じ変更が反映されます。

    展開モデルが増えても修正量が変わらないため、ミスがない
    itrex

    マニュアル用CMS「Sanwa iTrex」は、複数モデルを同時に修正することが可能

    テキスト、画像、イラストが共通のデータベースに登録されているので、複数モデルに対して同時に一括変更や削除が可能です。

    テキスト変更時に、モデル個別の使い分けにすることもできます。

    テキスト、画像、イラストをデータベースに新規登録するときに、複数モデル対して同時に追加が可能です。

    複数モデルに渡る修正を同期させて一度で行うので、シリーズ全体の編集ミスを劇的に低減させます。

  5. 変更箇所をPDFで閲覧できるので、校正作業を効率化できます

  6. DTPによる取説制作では、PDFの画像比較機能で変更箇所を確認することが多い

    ページの増減があると、変更箇所がわからなくなる

    Sanwa iTrexでは変更履歴により、変更箇所のみPDFにマークアップできます。(差分PDF)

    テキスト変更、レイアウト変更に絞った差分PDFを出力でき、内校の精度向上や他部署回覧用のPDF作成を効率化できます。

    他モデルで変更された箇所は赤色で表示され、修正内容の適否確認をスムーズに行えます。

  7. 一定以上の品質を担保します

  8. 一般のDTP編集ソフトでは

    オペレーターによる成果物データの管理ミスにより、先祖返り(旧データで作業して変更箇所が元に戻ってしまう不良)が発生する可能性があります。

    オペレーターのスキルにより、レイアウトに品質差が生じます。

    Sanwa iTrexでは

    サーバー上での作業になりますので、常時最新化され先祖返りが撤廃されます。

    DTPスキルなどの個人スキルに依存することなく、自動レイアウト編集が可能ですので、一定以上の品質が担保されます。

logo_iTos

「Sanwa iTos(Instruction text Translation Order System)」は、三和 iTrexと連携した翻訳管理システムです。

翻訳手配、翻訳データ変換、翻訳確認における手作業要素をシステム化することで、多言語編集のリードタイムを半減でき、またシステム検査により「コストダウンと品質アップの両方」を実現できます。

多言語の取説編集に対する品質保証部のチェックを無くした実績があります。

  1. 翻訳メモリーの自動生成・更新機能により、翻訳管理工数を軽減

  2. DTPによる翻訳作業は、現地法人の確認結果などをDTPデータに直接テキスト修正を行います。

    翻訳メモリーに対して修正内容の反映を怠ると、次回翻訳時に流用されたテキストが間違った翻訳になることがあります。

    翻訳手配時に簡単操作で、多言語データベースから最新の翻訳メモリーを出力できます。

  3. 手作業によるコピペレスにより、編集ミスを排除

  4. DTPによる多言語編集は、IDMLデータなどをTRADOSなどで翻訳し、DTPデータへ変換後にレイアウト調整を行います。

    追加翻訳や変更翻訳時には、DTPのレイアウト調整が戻らないように、DTP編集は手作業になります。

    データベースに登録されたテキスト履歴により、変更されたテキストの抽出が可能になっています。

    テキストの管理番号をもとに翻訳データを正しくデータベースに格納でき、さらに変更前のレイアウトも維持されます。

  5. 翻訳漏れをシステム的に排除

  6. TRADOSなどの翻訳支援ツールでは、翻訳メモリーを利用して翻訳するため、ファジーマッチテキストなどで稀に翻訳漏れが発生します。

    システムによって翻訳漏れが無いか確認し、翻訳データを正しくデータベースに格納できます。

  7. 翻訳データの多言語データベースへの登録時、言語チェック機能により「他の言語が混入」を排除

  8. DTPによる編集作業では、翻訳データを手作業でコピペするので、稀に言語混入が発生します。

    データベース登録時に翻訳データに埋めこまれた言語記号とデータベースの言語を照合することで、言語混入が無くなります。

  9. 50項目以上の検査機能により、翻訳者のケアレスミスを排除

  10. TRADOSなどの翻訳支援ツールでは、翻訳者に委ねた検査のため、稀に数値のミスなど単純ミスが発生します。

    iTos検査機能は、TRADOSなどの翻訳支援ツールの検査機能に比べて不良個所が限定され、不良の発見精度が向上します。

    当社システムは検査機能を実行しないと、翻訳データをデータベースに登録できない仕様のため検査漏れがあり得ません。

  11. 簡単操作で多言語の単語統一も可能

  12. TRADOSなどの翻訳支援ツールの単語統一チェック機能は、用語集エクセルの単語とテキスト比較するのみで、単語統一漏れ箇所の限定精度が低く訳者に負担がかかり統一漏れが発生しやすくなります。

    固有名詞などの単語やGUI文言を分けてデータベースに登録できます。

    辞書機能により単数形・複数形の語尾変化や形容詞の語尾変化、言語によっては名詞の格変化も単語データベースに登録されます。

    単語統一漏れ検索機能と単語データベースにより単語統一漏れ箇所の限定精度が向上し、正しい文法による単語置換、また多義語(例:watch → 見る、時計)は置換しないなど、正確な単語統一を実現できます。

  13. 機械翻訳との連動により翻訳費用をコスト削減

  14. API連携したGoogle機械翻訳やDeepL機械翻訳を使用して、翻訳工程を自動化できます。

    機械翻訳データをエクセルデータでエキスポート・インポートして、ポストエディット対応できます。